第1弾「会場コーディネート」。

先日、ロサンゼルス視察に行ってきました。

現地のパーティ事情や会場の視察、アイテムの仕入れ、そして

有名プロデューサーが手掛けたパーティに参加する機会。

3泊のハードなスケジュールでしたが、たくさんの収穫があり充実した滞在でした。

海外と日本では、パーティ文化が大きく異なります。

要は「おもてなし」の表現方法が違うということ、それを体感しました。

日本の文化も素敵、ただ、海外のおもてなしから学ぶことや

取り入れられることもまだまだ無数にあると感じます。

「目で見える装飾やコーディネートが欧米スタイル」ということだけではなく

本質を知り、表現できているかが問われ始めているように感じます。

今回はロサンゼルスの中でも、ラグジュアリーなビバリーヒルズに特化した視察。

「会場コーディネート」「パーティ文化」「ビバリーヒルズ事情」など

テーマに合わせリポートいたします。

まずはじめに、参加したパーティの会場コーディネートをご紹介いたします。

場所はビバリーヒルズの邸宅「VIRGINIA ROBINSON GARDENS」


パーティは空間デザイナー
「BRAD AUSTIN」が手掛けたランチョン・パーティ。

パーティのコンセプトは

「De Colores ~The Art of Botanical Seduction~」

ボタニカル・・・、今年のトレンドでもあり最近よく耳にするキーワード。

植物や自然を連想する言葉で、ボタニカルファッションやボタニカルアートでも

よく表現されています。

ブラッド・オースティンのボタニカルワールドは

見ての通り、色使いがとても素敵!

フルーツをあしらったセンターピース(テーブル装花)。

吊り下げ装飾は敢えて生花ではなくペーパーに印刷されたフラワー。

トルコブルーとホットピンクのテーマカラー。

ポップで楽しく、また大胆で、少し可愛く、全体的に洗練されたコーディネートでした。

この日はロビンソン・ガーデンズ全体がブラッド氏のお花でいっぱい。

それぞれの部屋がテーマごとにコーディネートされていました。

何気に扉を開けるとバスタブ付のレストルーム、

このバスタブにも色とりどりのお花が敷き詰められています。

「会場コーディネート」の役割、それは

ただ、目で見て楽しむだけのものではありません。

来て下さったゲストに伝えたいこと、メッセージを視覚で表現するもの。

ブラッド氏から私達へのメッセージが

ロビンソン・ガーデンズにぎゅっと凝縮され

私達は存分にそれを堪能させていただきました。