新郎様は名古屋出身で大阪にお勤め、新婦様は京都出身で東京にお勤めの遠距離カップル。
ご結婚のタイミングで新郎様には転勤のお話が、新婦様は勤務先を退職予定のおふたりは、「結婚式をどこでするの？」から様々な検討をされていました。
新郎様「挙式はドレスやチャペルなど、洋風のイメージじゃないね」
新婦様「和婚なら出身校で仏前式がいいな」
凛とした重厚感のある和の挙式がご希望だったおふたりは、挙式の場所を新婦様の母校である「龍谷大学大宮学舎」に決められました。

◉ウェディングプロセス
今年の元旦に新婦様からお問合せのメールを頂き、結婚式のご準備スタート。それがとても印象的なおふたりでした。
遠距離にお住まいで多忙なおふたりとは、常にメールで内容を共有させて頂くことでご準備は予定通りスムーズに。
お会いする時は、「これでいいよね」という確認作業が中心でした。
龍谷大学大宮学舎は、同大学発祥の地。創建当初（明治12年）の建物が平成の修復を経て今もそのまま残されている。本館、正門など5箇所が
重要文化財に指定されており、まさにおふたりのご希望である「重厚感」あふれる空間。
控室や待合室は「学長室」「貴賓室」として現存する部屋を使用させて頂くことになりました。