〇おふたりのストーリー
大学時代同級生だったおふたり。
海外留学、ボランティア、そして親友に囲まれ充実した学生生活の中で親友だったおふたりが、卒業前にお付き合いをスタートされ、出会いから7年後にご結婚されました。
いつも穏やかで落ち着いた印象のおふたり。優しい笑顔が素敵なご家族をとても大切にされているおふたりです。

〇ウェディングプロセス
2019年11月にご入籍された後に初めてお目に掛かりました。
当初ご家族のみの海外挙式＋別日にご友人中心の会費制パーティを予定されていました。
2020年春、コロナ渦の状況により結婚式のスタイルを再検討され、夏に海外挙式から国内での結婚式に変更されました。
もともとご友人中心で予定されていた会費制パーティはそのままで、その前日に別場所でご家族と共にリゾートウェディング。
海外挙式をお考えだった時のコンセプトに出来る限り近く、翌日京都市内で披露パーティが可能な場所、ということで
久美浜のHOTEL HOLIDAY HOMEに決められました。
HOLIDAY HOMEのコンセプトは「暮らすように、泊まるホテル」。
「シンプルで上質感のあるステイが出来そう！」おふたりのご希望にぴったりのホテルでした。

〇結婚式の日
おふたりは前泊され、ホテルでのスローライフを満喫され当日を迎えられました。
当日朝、京都市内からスタッフが到着し、挙式の準備に掛かります。
ご家族は挙式前に到着され、お着替えを済まされてまもなく挙式スタートです。

挙式会場はホテル内にある石造りの一軒家。
挙式スペースはガーデン、久美浜湾が一望できる高台、と他の選択肢もありましたが、少し肌寒い季節ということもありご家族のことを考慮され屋内となりました。

ご家族全員でリハーサル。和やかな雰囲気の中、新郎様はいつも通り落ち着いた面持ちですが、実は少し緊張されているご様子です。

ご両家母様のユニティキャンドル灯火が挙式始まりの合図。
「おふたりがご両親から生を受けられたことの象徴」として、お母様にお手伝い頂きました。

新婦母様のベールダウン。
ウェディングドレスはお母様と相談しながら作られたオーダードレス。
ブーケとリングピローはお母様の手作りです。

ご家族に囲まれて、新郎新婦おふたりとご家族が一体となり進んでいく人前式。
結びにお母様が灯してくださったキャンドルをおふたりが手に取りメインキャンドルに灯火。ご両家家族がひとつとなりました。

リハーサルから挙式、そして挙式後の歓談まで･･･、結婚式の1日を、
形式的な時間の流れでなく、新郎新婦・ご家族皆さまのペースで
ゆっくりじっくり味わっておられるご様子が印象的でした。
結婚式の1日は流れるように時が経ち、あっという間に過ぎてしまうことが多い中、
本来あるべき結婚式のカタチがそこにありました。

夜はウェディングディナー。
ケーキカットもキャンドルサービスもおふたりには不要なこと。
ご家族とリラックスして楽しい会話と料理とお酒を楽しむ･･･。
おひとりずつに心を込めて書かれたお手紙は、朗読ではなくお席にご用意されました。
「それで十分、それがいい！」というおふたりらしい結婚式でした。

翌朝チェックアウトと同時にご家族と京都市内に移動。
今日はまたスタイル違いのWEDDING DAY。
昨日ご家族とゆっくり過ごせたので、今日のパーティはご友人との時間が中心のプランです。

この連休がおふたりの生涯の中で忘れられないHOLIDAYになりますように。
これからも続くお幸せをお祈りしています。