◉おふたりのストーリー
幼い頃からスポーツやアウトドアが大好きだったおふたり。
出会いは旅行関係の専門学校で、好きなアーティストが同じだったことから意気投合され、気のおけないご友人として7年間の年月を経て交際に発展。
アクティブで旅行が好きなおふたりは、国内外問わず様々なところに一緒に出掛けられ、たくさんの思い出を作って来られました。
一緒に過ごすうちに、いつも自分らしく自然体でいられるそう。自然の中で大好きな音楽を聴きながら、ふたりでゆっくり過ごす時間がとても大切。そしてお互いにかけがえのない存在と実感され、約2年のお付き合いを経てご結婚を決意。
結婚式にはおふたりの同級生も駆けつけてくださり、久しぶりに会うお仲間も多数いらして、同窓会のような場にもなりました。

◉ウェディングプロセス
一番最初にお目に掛かった時から、結婚式のイメージは「オリジナルウェディング」。先に結婚式をされたご友人の中には、母校や郊外の森の中、と特別な場所で挙げられた方もおられ、おふたりとも一般的な結婚式場はご検討されていませんでした。自然が、そしてアウトドアが大好きなおふたり。京都からどこまで足を伸ばそうか？そこまでのアクセスは？（バスでゲストを送迎し、車中でも仕掛けを作る案も出ました）、また、新郎様ご親族が多数遠方からお見えなのでその方たちへの配慮は？（前日当日にゆっくり過ごして頂ける温泉宿をお手配されました）など、挙式やパーティの中身に入るまでの課題をひとつずつクリアにされ、琵琶湖湖畔での結婚式にご決定！

◉ウェディングレポート
結婚式全体のポイントは大きく3つ。
１、好きなものに囲まれて居心地の良い空間で結婚式をしたい！　
挙式は琵琶湖湖畔で水の音と聞きながら。ゲストの目線の先にはおふたりとバックに広がる琵琶湖
、というシチュエーションにするために、祭壇や祭壇バックは極力シンプルに。
流木を使って制作した祭壇バックが自然に溶け込むように配慮しました。
また、敷地内にあるDJブースを使って、挙式とパーティの合間やパーティおひらき後におふたりの大好きなアーティストの曲をガンガンに掛け、まるでサマーフェスのよう。5月下旬とは思えない夏日和ということもあり、小瓶のビールやカクテルが必需品となりました。

2、キャンプ場のカジュアルさと、ウェディングの特別感やフォーマル感の両方とも大切
約90名のパーティは大型テントの中で、前半は着席コース料理のスタイル、中盤からバーベキューという構成で雰囲気を大きく変えました。コース料理の際は、グラスやカトラリーがセットされたお席にて、タキシードのサービスマンのおもてなし。
お色直し後の後半は新鮮な魚や肉をすぐに召し上がって頂くバーベキュースタイル。
お色直しで登場された新婦様はカジュアルなパンツスタイル。ご両親もお着替えされ、スタッフも黒Tシャツに着替えバーベキューのフォローを。
湖畔の水際で水遊びをしたり、テントの中でお昼寝中のお子様たち。
料理や音楽や衣装を変えることで、異なるふたつの印象・時間を愉しんで頂きました。

３、装飾やグッズはハンドメイド！！
お忙しい中のご準備でありながら、様々なウェディングアイテムを手作りされたおふたり。まわりの人たちにも一役買って頂きました。
フラワー装飾は、新婦様の信頼されるフローリスト。お母様のご友人に依頼されました。ウエルカムボードなどウッド調のアイテムは新婦父様作。木製のお皿は知人の大工さんが制作。
そして、敷地内に飾る小物からバーベキュー用のエプロンや麻の引出物バックまで、おふたりがひと手間掛けられ制作されました。

結婚式の1日中、おふたりは屈託のない笑顔いっぱいでゲストと共に過ごされました。
人前式の中で、ご両親に感謝の気持ちを伝えるシーンも、上司のスピーチの時も、ご友人からのサプライズムービーを一緒にご覧になっている時も、
絶えず笑顔で時にはお腹を抱えて笑っておられました。
そして手紙朗読の時も･･･。
ご両親にプレゼントを渡されパーティがおひらきになる直前に、
笑いながら大粒の涙を見せられた新婦様。笑いながらの泣き顔がとても印象的でした。

アフターパーティは、DJブースから流れる「ケツメイシ」をご友人と愉しまれて、2次会はグランピングテントでお泊りパーティ。
テントで1泊され、翌朝までご友人と愉しいおしゃべりとお酒を満喫されました。